あなたの家の耐震補強は大丈夫ですか?

ライファ立川の耐震補強は、床下、基礎、天井裏にて金物補強を加えたり、壁の内側に柱や筋違いを加えたり、金物補強を行なう工事を行います。大型リフォームやスケルトンリフォームのタイミングで耐震補強を行うと、無駄な工事がいっさい発生しないので、コストを抑えて耐震補強ができます。

2024年元旦の能登半島地震では多くの家屋が倒壊し、多くの方が亡くなりました。
亡くなった人の9割以上が家屋の倒壊による圧死だったと言います。
私たちが暮らす地震大国である日本はいつどこで大きな地震などの災害が起こるか解りません。
大切な家族の命を守るために今からできる「減災」をしましょう。
災害から家族を守る家をつくろう。

耐震補強のポイントは?

地震により建物が受ける 被害の要因は様々です。

  1. 壁量(耐力壁)の不足

    昭和56年5月31日までに建築された建物は、新耐震基準による壁量計算において耐力壁が足りません。また、柱や筋違いの仕口、梁の継手などに接合金物が使用されていない場合が多いため、壁全体の体力が低下してしまい、被害を受ける可能性があります。
  2. 平面的な形状・壁の偏り

    建物に凹凸がある場合、Lの字型やTの字型といった複雑な平面形は被害を受けやすく、また耐力壁の配置バランスの偏りが原因でねじれが生じ、被害を受ける可能性があります。
  3. 立体的なバランス

    部分2階建てや1階部分が車庫・ピロティ等になっている事により、2階の直下部分に壁が少なくねじれが生じてしまいます。又、大きな吹き抜けなどがあることにより力の伝達が妨げられ、建物が不安定となり被害を受ける可能性があります。
  4. 建物の老朽化・劣化

    老朽化、シロアリ被害や漏水などによる木材の腐食など、見えない部分での劣化が原因となり被害を受ける可能性があります。
  5. 基礎の構造

    老朽化、シロアリ被害や漏水などによる木材の腐食など、見えない部分での劣化が原因となり被害を受ける可能性があります。
  6. その他

    建物の大きさや地盤、地形により被害を受ける可能性があります。

耐震診断を行うとこんなメリットがあります

  1. 中古物件を売りたい人

    買い手側に安心してもらうことでより売却しやすくなる。
    耐震診断を受けていることで査定額が上がる可能性がある。
  2. 中古物件を買いたい人

    いつ起こるか解らない大震災に向け安心安全を手に入れることが出来る
    昭和57年1月1日以前の登記の建物でも2000年の基準を満たすことで、耐震基準適合証明書の発行により、住宅ローン控除、登録免許税の軽減、不動産所得後の軽減が受けられます

耐震補強の方法

耐震診断結果に基づいて耐震補強設計と補強工事を行なう方法

耐震診断には、2つの方法があり、最終的に耐震補強設計をするためには精密診断が必要になります。こちらは、耐震診断を行いその診断結果に基づいて補強を行う方法です。精密診断または、診断書に基づいた耐震補強設計は、耐震補強診断と耐震補強設計でそれぞれ建物の規模により18万円から25万円位の費用が発生し、工事も設計図に基づいて行うので補強工事の費用が大きくなるデメリットがあります。下記に説明を加えます。


耐震簡易診断(一般診断)


建築の専門家が既存建物の状況を調査して建物の耐震性をおおまかに判断し、さらに精密な診断や耐震の補強が必要か判断します。あくまでも目安程度の診断で、この結果に基づいては厳密な耐震設計はできません。
(精密診断にくらべて費用は抑えられるが、有料)

耐震精密診断


耐震専門の一級建築士により、建物の内外を調査して耐震性を評価します。
(費用は有料で、18万円~25万円程)この耐震精密診断の結果に基づいて耐震補強設計が可能になります。


精密診断書に基づいた耐震補強設計


そしていよいよ耐震補強設計にはいります。上記の耐震精密診断に基づき、耐震改修工事を行うため、劣化箇所や弱い部分の補修や補強をチェックし壁量や壁配置のバランス調整を行い、コンピューターにて構造計算を行い、具体的にどこをどのような工法で補修するのかを計算します。(費用は有料で、18万円~25万円程)

当社では、耐震診断ソフトを導入しています ※詳しくはこちらをクリック

耐震診断を行わず、知識と経験に基づいて耐震補強を行なう方法

家全体の間取りのバランスを見て、耐震壁を設けたり 、耐震金物で補強したり、屋根材を軽くしたりする等、費用を抑えてできる耐震補強工事です。耐震精密診断を行わず、リフォームを行う機会に合わせて、解体後、図面と現場の状況と経験から、耐震診断も行なうベテランの一級建築士が指示して適材適所に耐震補強を加えます。現場における目視は行いますが正式な耐震精密診断は行わないので、担当者はそれなりの経験とポイントを押える構造的な知識が必要です(当社ではそれが可能です)。

耐震補強の実例

広い部屋にするための耐震:
小屋裏の下に補強梁を入れる

大きな梁が集中する階下の壁筋違いは、柱角材の太さで補強する場合がある

一級建築士と大工職人との現場での打合せ

既存柱の脇に新しい柱を抱き合わせて補強

壁の耐震補強:
屋根を全て撤去し、3階の床部分を作る

天井を撤去して既存梁をチェック

内壁の一部にダブル筋違い設置

100×100角材のダブル筋違い

3階を増築した場合の耐震:
屋根を撤去し3階部分の床を造り、その上にロフト部分を増築する

ホールダウン金物:
新たな基礎コンクリートに引き抜け防止用のホールダウン金物を埋め込む

間取り変更に伴う補強:
玄関ホール壁に対して筋違い

耐震技術・改修技術についてはこちら ※詳しくはこちらをクリック

耐震診断から耐震改修工までの流れ

家全体の間取りのバランスを見て、耐震壁を設けたり 、耐震金物で補強したり、屋根材を軽くしたりする等、費用を抑えてできる耐震補強工事です。耐震精密診断を行わず、リフォームを行う機会に合わせて、解体後、図面と現場の状況と経験から、耐震診断も行なうベテランの一級建築士が指示して適材適所に耐震補強を加えます。 現場における目視は行いますが正式な耐震精密診断は行わないので、担当者はそれなりの経験とポイントを押える構造的な知識が必要です(当社ではそれが可能です)。

ライファ立川の耐震施工事例

ライファ立川では1995年「阪神淡路大震災」以降耐震補強には特に力を入れてきました。その数々の実績をいくつかご紹介致します。

耐震化・断熱化の他、当社の得意分野である2階へのLDK移設

徹底的に耐震調査を行った結果、1階車庫にある4本の鉄骨柱で相当な荷重を支えていることが判明。地震発生時の振れがかかったら相当な衝撃がそこへ付加されるため、大変危険な状態にありました。柱・梁・筋違いなどの補強を行い耐震性をアップ。また屋根は雨漏り対策を兼ねて、洋瓦を下ろし軽量の屋根瓦をご提案し、安心して暮らせる家になりました。

耐震工事だけでなく、断熱材を充填し季節を問わず快適に暮らせるようにしました。LDKは1階から2階へ移設。大がかりなリフォームを行いました。その結果、リフォーム前とは全く違う印象の家へと生まれ変わりました。

築37年木造住宅の耐震設計を行いモダンな二世帯住宅へ

多摩地区の郊外、昭和53年建築の純和風2階建ての2世帯住宅にしたいというご要望でした。増築の規模からして無許可で増築することは難しく、正式な許可証を取得する必要がありました。法律で建築確認書があり、かつ、検査済証のない建物の増築確認許可は不可とされているため、事前相談では門前払いされましたが、さまざまな調査資料の提示や根気強く交渉を続けた結果、この市における検査済証のない増改築確認申請許可証の第一号となりました。

急勾配の屋根にすることによって傾斜天井の吹抜と中3階を増設、基礎補強耐震設計を行い、サッシ交換、外壁サイディング貼、断熱化を実現。 1階が親世帯で純和風。2階は子世帯でモダンインテリアにしました。出来上がりはまるで新築のようです。

築36年車が通るだけで揺れる欠陥住宅のスケルトンリフォーム

お客様のご自宅は築30年になる建売住宅で、当初は老朽化と手狭になったことを理由に建て替えをご希望でした。しかしながら、建ぺい率や容積率の関係で新築すると現在の家より狭くなることが判明し、大型リフォームを行なう事となりました。リフォーム後は、独立して暮らしていらっしゃるお子様も住われるとのことで、部屋数を増やすこと、プライバシーを確保する事を目的に大型リフォームを行ないます。
漏水と車が通るだけで揺れるということで耐震的に不安を感じていらっしゃっており、耐震診断を行なった結果、評点が0.3と最悪の状況(評点が1.0以上が安全な建物とされる)でした。既存基礎の周囲を全てダブル基礎補強を行い、柱、梁、筋違い、耐震金物にて徹底的に補強する大規模な耐震補強を行いました。3階に洋室7.5帖を2室増設するも建物の揺れはピタリと収まり評点を1.7(合格ライン)まで引き上げました。屋根、外壁、サッシ、水廻り、機器は全て一新しました。

築35年の木造2階建が、若い夫婦のためのモダンな3階建に

築35年と古く途中増築もされていました。1回目の建築確認申請しかされておらず、増築の許可もなく当然の事ですが検査済証も取得していませんでした。これくらいの規模の増改築ですと無許可で工事をする訳には行かず役所との粘り強い交渉や綿密な現場調査の結果、正式な建築確認許認可を取得することが出来ました。通常は、検査済証のない建物の増築確認申請は受付すらしてもらえないのですが、私共の熱意と努力の結果、この区における検査済証のない建物の増築許可第一号として取得することが出来ました。
建て替えも考えられていましたが、建物が小さくなってしまう事と借地権の関係でスケルトンリフォームとなりました。リフォーム後にご結婚を控えていましたので、モダンなインテリアで耐震断熱もしっかり補強して長く住まえる家となりました。

小さな工事から難しい条件の大きな工事まで、是非ご相談ください。ライファ立川ならすぐに駆け付けます! ご相談・現場調査・お見積り等、ご契約までは全て無料です。まずはお気軽にご相談ください。

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