ライファ立川の耐震補強は、床下、基礎、天井裏にて金物補強を加えたり、壁の内側に柱や筋違いを加えたり、金物補強を行なう工事を行います。大型リフォームやスケルトンリフォームのタイミングで耐震補強を行うと、無駄な工事がいっさい発生しないので、コストを抑えて耐震補強ができます。
2024年元旦の能登半島地震では多くの家屋が倒壊し、多くの方が亡くなりました。
亡くなった人の9割以上が家屋の倒壊による圧死だったと言います。
私たちが暮らす地震大国である日本はいつどこで大きな地震などの災害が起こるか解りません。
大切な家族の命を守るために今からできる「減災」をしましょう。
災害から家族を守る家をつくろう。
地震により建物が受ける 被害の要因は様々です。
耐震診断には、2つの方法があり、最終的に耐震補強設計をするためには精密診断が必要になります。こちらは、耐震診断を行いその診断結果に基づいて補強を行う方法です。精密診断または、診断書に基づいた耐震補強設計は、耐震補強診断と耐震補強設計でそれぞれ建物の規模により18万円から25万円位の費用が発生し、工事も設計図に基づいて行うので補強工事の費用が大きくなるデメリットがあります。下記に説明を加えます。
家全体の間取りのバランスを見て、耐震壁を設けたり 、耐震金物で補強したり、屋根材を軽くしたりする等、費用を抑えてできる耐震補強工事です。耐震精密診断を行わず、リフォームを行う機会に合わせて、解体後、図面と現場の状況と経験から、耐震診断も行なうベテランの一級建築士が指示して適材適所に耐震補強を加えます。現場における目視は行いますが正式な耐震精密診断は行わないので、担当者はそれなりの経験とポイントを押える構造的な知識が必要です(当社ではそれが可能です)。
広い部屋にするための耐震:
小屋裏の下に補強梁を入れる
大きな梁が集中する階下の壁筋違いは、柱角材の太さで補強する場合がある
一級建築士と大工職人との現場での打合せ
既存柱の脇に新しい柱を抱き合わせて補強
壁の耐震補強:
屋根を全て撤去し、3階の床部分を作る
天井を撤去して既存梁をチェック
内壁の一部にダブル筋違い設置
100×100角材のダブル筋違い
3階を増築した場合の耐震:
屋根を撤去し3階部分の床を造り、その上にロフト部分を増築する
ホールダウン金物:
新たな基礎コンクリートに引き抜け防止用のホールダウン金物を埋め込む
間取り変更に伴う補強:
玄関ホール壁に対して筋違い
耐震技術・改修技術についてはこちら ※詳しくはこちらをクリック
家全体の間取りのバランスを見て、耐震壁を設けたり 、耐震金物で補強したり、屋根材を軽くしたりする等、費用を抑えてできる耐震補強工事です。耐震精密診断を行わず、リフォームを行う機会に合わせて、解体後、図面と現場の状況と経験から、耐震診断も行なうベテランの一級建築士が指示して適材適所に耐震補強を加えます。 現場における目視は行いますが正式な耐震精密診断は行わないので、担当者はそれなりの経験とポイントを押える構造的な知識が必要です(当社ではそれが可能です)。
ライファ立川では1995年「阪神淡路大震災」以降耐震補強には特に力を入れてきました。その数々の実績をいくつかご紹介致します。
多摩地区の郊外、昭和53年建築の純和風2階建ての2世帯住宅にしたいというご要望でした。増築の規模からして無許可で増築することは難しく、正式な許可証を取得する必要がありました。法律で建築確認書があり、かつ、検査済証のない建物の増築確認許可は不可とされているため、事前相談では門前払いされましたが、さまざまな調査資料の提示や根気強く交渉を続けた結果、この市における検査済証のない増改築確認申請許可証の第一号となりました。
急勾配の屋根にすることによって傾斜天井の吹抜と中3階を増設、基礎補強耐震設計を行い、サッシ交換、外壁サイディング貼、断熱化を実現。 1階が親世帯で純和風。2階は子世帯でモダンインテリアにしました。出来上がりはまるで新築のようです。
お客様のご自宅は築30年になる建売住宅で、当初は老朽化と手狭になったことを理由に建て替えをご希望でした。しかしながら、建ぺい率や容積率の関係で新築すると現在の家より狭くなることが判明し、大型リフォームを行なう事となりました。リフォーム後は、独立して暮らしていらっしゃるお子様も住われるとのことで、部屋数を増やすこと、プライバシーを確保する事を目的に大型リフォームを行ないます。
漏水と車が通るだけで揺れるということで耐震的に不安を感じていらっしゃっており、耐震診断を行なった結果、評点が0.3と最悪の状況(評点が1.0以上が安全な建物とされる)でした。既存基礎の周囲を全てダブル基礎補強を行い、柱、梁、筋違い、耐震金物にて徹底的に補強する大規模な耐震補強を行いました。3階に洋室7.5帖を2室増設するも建物の揺れはピタリと収まり評点を1.7(合格ライン)まで引き上げました。屋根、外壁、サッシ、水廻り、機器は全て一新しました。
築35年と古く途中増築もされていました。1回目の建築確認申請しかされておらず、増築の許可もなく当然の事ですが検査済証も取得していませんでした。これくらいの規模の増改築ですと無許可で工事をする訳には行かず役所との粘り強い交渉や綿密な現場調査の結果、正式な建築確認許認可を取得することが出来ました。通常は、検査済証のない建物の増築確認申請は受付すらしてもらえないのですが、私共の熱意と努力の結果、この区における検査済証のない建物の増築許可第一号として取得することが出来ました。
建て替えも考えられていましたが、建物が小さくなってしまう事と借地権の関係でスケルトンリフォームとなりました。リフォーム後にご結婚を控えていましたので、モダンなインテリアで耐震断熱もしっかり補強して長く住まえる家となりました。
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