ライファ立川のリフォーム工事は、住宅改修のご提案として木造の場合、2階にキッチンとダイニングとリビングを移動させるというご提案をさせて頂いております。 当社は家の中の主役はリビングダイニングキッチン(LDK)ではないかと思っています。 限られた建物の総面積の中で個室・居室や廊下等のスペースを削ってまでLDKは可能な限り大きくした方がいいと考えています。また、LDKを2階に移すことによって耐震性が優れ、部屋が明るくなるというメリットもあります。
明るさという点では、やはり1階より2階の方が相当明るいです。 特に冬の時期には1階部分は陽当りが悪くなります。そして1階の部屋は床下からの湿気とも相まって底冷えがする空間となります。 耐震性を重視し、壁の量をたくさんとり、窓の数が制限されるようになると1階部分は更に暗くなります。そうなると、やはりLDKは2階の方がメリットがあります。
2階は視界をさえぎるものがないため、開放的な眺望を楽しめます。そのため、1階よりもリビングでくつろぐことができます。
誰でも知っているように高い所の方が低い所より風は強く吹いています。
最近の家は高気密高断熱に作られているため、従来の日本の家のように風通しを良くするという発想は少なくなりました。高温多湿の日本の気候風土の中では、基本的に家の中の風通しを良くすることが、除湿効果があり、家を長持ちさせ、カビの発生を抑え、健康的に住める重要なポイントです。
2階をLDKにして天井を撤去して屋根裏を現し吹抜勾配天井にするメリット
・自然発生的に高所に向って風が流れる。
・夏は涼しく何とも家全体が機能的になります。
LDKという広い空間には、柱や壁は出来るだけ避けたいところです。 当社の手掛けるスケルトンリフォームは基本的には内部の床・壁・天井を全て撤去しますので、既存構造材のチェックを行い、要所要所に筋違いや火打ちを設け耐震金具で補強していきます。その場合は、一部分のみを強化するのではなく全体のバランスが重要となります。2階は軽度に、1階は2階に比べて強固に補強していきます。 2階の広くなったLDKの中の既存の柱は、残すことで意外と軽い眼隠しになったり、室内のアクセントにもなっています。
当社では大体2階LDKにするために、既存天井を全て撤去します。そうすると屋根を支えている小屋梁や母屋や束という角材が現れてきます。それらは当時の建築の常識として国産材が使われているため、ほとんど腐蝕していません。今使われているような集成材ではなく年輪がきめ細かい天然の力強い構造材が露出してきます。そんな力強い構造材を露出させる空間デザインは力強いものになります。そして高くなった勾配天井は素晴らしいインテリア的要素を兼ね備えています。 フラットで退屈な天井のインテリアに較べると吹抜傾斜天井のある家は視覚的にも素晴らしいインテリアになります。昔の合掌造りの家のイメージです。 そうやって出来た吹抜け傾斜天井の一部にロフトや子供部屋等を設置するという事も可能になります。
階段は建築を構成するエレメントの中で最も重要な空間です。 2階LDKにした場合は、階段をしょっちゅう上がったり下りたりしますので、健康にも良いです。また、その階段を通じて家全体に空気も流れていきます。そして階段を通じて光も降り注いできます。特に夏の熱気は自然に上昇し最上階に流れていきます。その上にたまった熱気を自然換気や強制換気で排気することにより、夏は涼しい家となります。家全体に光や風を通すことにより、健康的にも耐久的にも家は長持ちしますし、家族の気配を階段を介し家全体で感じることが出来ます。そういう意味で2階LDKのプランの場合の階段の役割は大きいといえます。
この建物は2世帯住宅の新築です。1階は個室、2階に広いLDKと客間(予備室)としての和室という間取りになります。
屋根の延長上にロフトを作り広々とした横にも縦にもゆったりとした大空間となりました。
2階へ移設したリビングは調光・通風・眺望に優れ、明るく広々とした空間となりました。
昔ながらの暗いダイニングキッチンを、洋室と一体化して広々として明るいLDKに
2階へと移動したリビングダイニングは、ロケーション・通風・採光等に優れています。
LDKは1階から2階に移設し、中央にはロフトに上る階段を取り付けました。
3部屋の壁を撤去し、2階に広いLDKがとれました。中央の梯子はロフトへ登るためのもの。
2階リビングに変更することにより、吹き抜け付の広々リビングが完成しました。
2吹き抜けのある広いリビングは、無垢のフローリングを斜め貼にしてコーディネート。
天井が高く、ゆったいとしたLDK。キッチンの上はロフトをつくり、普段使わないものの収納場所として活用している。
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