LIXILリフォームショップ ライファ立川

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ちょっといいがちょうどいい!トカイナカ立川

ライファ立川からのご挨拶

アフターコロナの生き方のひとつの提案として、古くなり機能も失われた建物を根本的に変える「リノベーション」、そして更に用途までも変えてしまうという「コンバージョン」の事例を紹介させていただきます。都会でも田舎でもない「トカイナカ」という言葉はよく聞くようになりました。東京でも23区のような都心から見たら田舎、九州や東北から見たら都会と「トカイナカ」は2つの意味がありますが、立川市や昭島市はそんな「トカイナカ」のイメージにぴったりの場所ではないでしょうか。

昭和の高度成長が終焉し、30年以上に渡るデフレが続いた後、約3年半にも渡る新型コロナウイルス騒動が、私達の生活を変えました。先進国の中で唯一そして35年以上も経済失速中の日本は、ここに来てあらゆる物の値段が上がり続け建築の価格もどんどん上昇しています。所得は一向に増えないスタグフレーションという最悪の状況になっています。そんな中、新築にこだわらず良質な中古建物をプロの技で活かせないものかと思う気持ちが強くなっています。政治家や高級官僚たちの無能無策そして無責任さにはほとんどの国民が怒りそして半ば諦めているのではないでしょうか。今では、日本のあらゆるところに没落が進みそれに呼応する形で今まで起こり得なかったような事件や犯罪が全国各地で起こっていて日本国民の不安は日々募るばかりです。街に出れば、日本人の老若男女の表情は暗く険しくなりました。かつての「輝かしい日本」は遠い昔となったのです。

そんな状況の中当社グループは、これからの困難な時代を見据えて国や行政に頼らない独自の道を模索し続けてきました。そしてコロナ禍で経済が更に失速していく中、見つけ出したのが「トカイナカ」という新しい生活拠点探しと「リノベーション」や「コンバージョン」という高度な建築手法でした。通常行われている「リフォーム」は単に表面を新しくしたり、住宅設備機器を入れ替えたりする工事「リノベーション」とは、間取り変更や耐震工事、断熱工事を含めた大規模な工事で根本的に変えるリフォームです。そして「コンバージョン」は更に建物の用途までを変えるということを指し、例えば事務所を共同住宅に変えたり、共同住宅を商業施設やホテルに変える等リノベーションの上を行く、単なる建築工事を越えて、環境、文化、歴史、生き方、哲学を含めたかなり専門的で高度な手法なのです。

当社グループにおいては「お客様の期待以上の仕事をする」というポリシーのもと業務を遂行して参りました。そしてこれから益々厳しくなっていくであろう「自分の生活を守る」という基本的な権利を「建築」「住まい」「安心、安全」という観点からどう確保していくかということを考え、具体的に創り上げていきたいと思っています。



CASE&STUDY
事例と研究

CASE1:モデルルーム開催中!2世帯住宅付き複合ビル

当社が今回チャレンジしたのは、築42年経過した地下1階地上4階のRC造の飲食ビルのコンバージョンです。コロナ禍で、導入されたリモートワークや、トカイナカ(都会でも田舎でもない)への移住というトレンドが生じてきました。
そしてアフターコロナの生き方のひとつの提案として当社がこのビルを買い取り「トカイナカ」のイメージでコンバージョンしました。アフターコロナに向けて住まいと職場をどうするかというライフスタイルの確立、地階には有事(戦争や犯罪)から守るシェルターそして、住まいプラス「小商い」や、住まいプラス「テナント」等によってその家族が生き残っていくための複合ビルとして完成しました。

住環境としては、目の前に市立八清公園、徒歩2分のところに小動物園や野球場や市民プールがある市立昭和公園、徒歩15分で東京ドーム40個分という広大な国立昭和記念公園があります。そしてこの地域は八清地区といって昭和16年にイギリスマンチェスター市の「近隣住区」という都市設計をヒントに作られた由緒ある街でもあります。交通の便はJR立川駅から2駅目の東中神駅から徒歩5分のところにあります。更に四季それぞれに変化する多摩川まで徒歩15分で散策できます。それなのに、この物件は高台にあるため、水害の影響を受ける心配もありません。

当社グループの知恵を結集してこのビルをトカイナカのケーススタディとして購入し企画、設計、デザイン、施工をワンストップで行いました。そしてなんと約1年を掛けてこの希少な興味深い建物を完成させることが出来たのです。
皆様方には大変お忙しい事とは存じますが、是非一度ご覧いただければと思っています。 今すぐリフォームとか物件購入とかの予定のない方でも、アフターコロナの住まい方のひとつとして何らかのヒントになると確信しています。

 

八清住宅は歴史や文化のある魅力的な街

先述したこの「八清住宅」は歴史や文化が魅力的な地域なのです。
この土地は明治大正にかけて桑畑が広がる養蚕が盛んな地域でした。多摩川の流れでつくられた河成段丘によってなだらかな傾斜のある地形に雑木林や田畑が並び、高台には別荘地があったと言われています。

東京からの鉄道の便もよく、平らな地形の用地確保が容易だったため、大正末期に立川陸軍飛行場の建設がされました。この土地が現在では昭和記念公園や立川防災基地などに転用されています。この飛行場の建設によって、日本の航空産業の会社が多摩のあちこちに工場をつくるようになりました。こうした産業を支える工場従業員の住宅不足が問題となり、現在の東中神駅前にあるUR団地がある場所に陸軍航空本部住宅「金鶏住宅」が建設されました。

この建設工事は軍の協力の元、”八日市清太郎氏”によって進められ、約500戸の住宅と集会所、市場、浴場、神社、映画館などの娯楽施設などの福利施設が竣工されました。
その街には先述の「近隣住区」をモデルとした都市設計が採用され、中心の島をぐるりと道路が囲み、信号機や一時停止がない交差点で車などはここに入って旋回して、交差しているいずれかの道に入るという仕組みである「ラウンドアバウト」がつくられています。
そして当該ビルがある場所は、当時では例のない、古い映画ではなく最新の映画が封切られるような本格シアター「昭島東映映画館」が建てられた場所です。

この”八日市清太郎”はランカイ屋という明治以降に盛んになった展示会や博覧会の取り仕切りを行う一種のイベント業者のことで、陸軍はイベント仮設建築の専門家である彼が資材と短時間で施工を行えるノウハウを持っていることに目をつけ、デベロッパーとして安価な賃貸住宅建設を依頼したのです。こうしてはこの街は”八日市清太郎”の名前から「八清住宅」と名付けられました。

東中神駅前にあるUR団地のある場所は、「まちのにぎわい」や「地域交流の活性化」「まちの付加価値向上」を掲げ、新たなUR団地や商業施設を建設する計画が進んでいます。”八日市清太郎”が発展させたこの街が、またより一層便利で豊かな街になっていくのです。

 



BEFORE

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    築42年の飲食ビル
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    しばらく空き家状態だったため蔦や苔で酷い状態
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    4階部分はプレハブ小屋のような倉庫でした
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    1階部分の厨房がある店内
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    地下室は天井が落ち荒れ果てていました
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    3階部分は事務所のような部屋でした



AFTER

写真クリックでVR動画を見ることが出来ます!



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    自然素材の床と杉板の壁に、青と緑のアクセントカラー
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    L型キッチンは下がブルーで吊戸棚
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    洗面器はフランス製の陶器素材でモスグリーン
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    個室はとてもシックに仕上げました
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    個室には親父のための隠れ家
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    アカシアのフローリングと間接照明が美しい
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    スペイン製クラフトタイルを貼った洗面コーナー
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    全長7メートルのウッドデッキ
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    築42年の飲食ビル

 








「トカイナカ」に新築を建てる
土地探しから設計施工までワンストップで出来ます

オリジナルなこだわりの注文住宅を、利便性も自然も兼ね備えた「トカイナカ」に建てました

現在一人暮らしのお母様は都内のマンションに住まわれ、娘さんご夫婦と小さなお子様は都内の住宅地のアパートに住まわれていました。お母様の老後のことや、お母様がお孫さんの面倒を見てくださること、そしてもう一人子供を産みたいという願望もあり同居を決め、二世帯住宅を建てる事となりました。ご主人は都心の会社に勤めていますが、リモートワークが出来る事と、通勤しやすい立地をご希望だったこともあり、快速で新宿まで30分、大きな公園にも隣接している立川周辺の立地を探し始めました。土地探しからはじまり地鎮祭や地質調査、設計、デザイン、施工、そしてお母様のマンションの売却まで全てワンストップで行いました。新築の注文住宅であったため約7000万円程かかりましたが、半分はマンションの売却分、残りは自己資金で建てられました。

同居されるお母さまは大きな家に住んでおられましたし、ご夫婦のお子様もまだ小さいということで、一先ず荷物の収納、そしてお子様が大きくなられた時のために、大きめのロフトを作ることは必須でした。そのために1階は個室、2階に広いLDKと客間(予備室)としての和室という間取りにしました。外観は近年のハウスメーカーや建売住宅に代表されるサイディング貼りはしないで、伝統的なラスモルタル塗と杉板の南京下見板貼として、ダークグレーの彩色を乾式工法して、クラシックモダンな感じにしました。サイディングが乾式工法で、たくさんの隙間があるのに対して、ラスモルタル塗りは湿式工法で、隙間は全くありません。結果的には、防火、防音、耐久性に優れ、デザイン的にも「私だけの家」といった雰囲気に仕上げることが出来ました。

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    杉板を貼って黒い防腐塗料を塗りました。
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    伝統的なラスモルタル塗と杉板の南京下見板貼
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    1階の個室はシンプルに
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    固定階段を上がると3階ロフトがあります
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    キッチンカウンター周辺は杉板を貼りました
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    コの字型のキッチンはスペイン製のベージュ陶器タイル貼り
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    ロフトからはダイニングとキッチンが見えます
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    ロフト用階段の奥に和室4.5帖があります
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    和室は3枚引戸で上部は飾り棚としても使えます
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    ロフトは広く将来は子供部屋にもなります
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    バルコニーの様子
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    2階用の小さな洗面台を設置しました。




都会と田舎のイメージは固有の部分と共通する部分があります。
それぞれの良いところどりでアフターコロナの生活を幸福に送るには。

  • 立川ってどんなところ?
  • 都会としての立川
  • 田舎としての立川
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