自宅にミニAmazon倉庫
新たな物流の拠点「昭島」
コロナ騒動から市場が急拡大し続けているECビジネス
新型コロナウイルス感染拡大により、小売店や飲食店は店を開けられない状況が続き、EC化が加速していきました。加えてテレワークの普及や外出自粛による巣ごもりによってネットショッピングの需要は高まり、ECサイトの利用率が上昇したことも大きく影響しています。
ECサイトには物販系(アパレルや電化製品など)、サービス(フードデリバリーや金融サービスなど)、デジタル(動画配信や電子書籍)と主に三種類に分けられますが、物販のEC販売の需要が特に高まっています。これによって事業が拡大し続けているフリマアプリやネットオークションを個人で行う人も増え、Amazonや楽天など外部ECサイトを介して商品を販売したり、自分で仕入れて仕事として運営する人も増加しました。
ネットショッピングの需要はコロナ後の現在も高まり続け、中国やアメリカ、その他外国をターゲットしていくことで更なる市場拡大が見込まれます。それと同時に企業や個人でも自社ECサイトで直接お客様に商品を販売する「D2C」(direct to consumer)といったビジネスモデルが増えていくと言われます。なぜなら有名ECモールは多くの人がアクセスする代わりに、出品点数も多く商品が埋もれてしまうことに加え、出店や出品にかかるコストが多くかかります。
自分のサイトを持てばそういったコストを省くことができ、その分の売上が自分に入り、加えて消費者とのコミュニケーションも取れ、リピーターがつくなどメリットが多いからです。
このページでは、現在売却中の当社が施工した複合ビルにおいて、住居以外の部分を「ミニAmazon倉庫」のように活用してはいかがでしょうかというご提案になります。
GLP ALFALINK昭島の開発
2024年より工事が始まり28~29年に完成予定の大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK昭島」を開発することが発表されました。元々この土地は「昭和の森ゴルフコース」で、65万㎡の大きな土地が使用されます。昭島市は対人口比で先進的物流施設の割合が低く、旺盛な需要が期待でき、国道16号および中央自動車道・圏央道へのアクセスも容易で、広域配送とエリア配送どちらのテナントニーズも取り込むことの出来る恵まれた立地となっています。この施設によって、新たな雇用機会を創出することで地域経済も発展し、就労人口の増加によって地域も活性化することが予想されます。また、施設内には昭島市を象徴する「水と緑」をテーマに掲げ環境保全を行いながら周辺住民の憩いの場、そして訪れた方々も享受できる開かれた緑と歩行者ネットワークを整備し、地域との共生や持続可能な豊かな社会を創っていくことを理念に「Open Hub」をキーコンセプトしています。
「GLP ALFALINK」という施設は「GLP ALFALINK相模原」、「GLP ALFALINK流山」、「GLP ALFALINK茨木」に続く第4弾として、東京都内で初の展開となっていて、「GLP ALFALINK昭島」は、次世代の流通ネットワークを支える高度な物流施設を中心とした複合施設となり、昭島市の産業基盤を拡充させるイノベーション拠点の創出を目指すとしています。これによって昭島市は物流が盛んになり、それに付随する事業やルートの整備が行われ、流通業が盛んになることが予想されます。
「GLP ALFALINK昭島」は、物流施設は6棟で、4〜7階建て高さ約35〜55メートル、データセンターは9棟で、5階建て高さ約40メートル、複合用途施設が一棟の規模です。敷地内には、諏訪松中通り(つつじが丘一丁目交差点)から、モリパーク・アウトドアヴィレッジ北側道路に抜ける開発道路を設け、交通の分散と円滑化を図ります。
玉川上水に沿った親水軸(遊歩道・緑地帯)を、松中橋から上水公園(拝島上水橋)に至るまで整備するとともに、昭島駅北口商業施設のイチョウ並木道から続き、美堀橋に抜ける南北シンボル軸(遊歩道・緑地帯)も整備する計画です。
ビジネスチャンスを逃すな!昭島は流通の街に生まれ変わる!
昭島市は多摩エリアの中部に位置する市で、JR青梅線が市の中心部を東西に横切っています。青梅線の北側には国営昭和記念公園や玉川上水緑道公園など、緑地やゴルフ場が多く、南部には住宅街が広がっています。また都内で唯一、水道水を地下150~200メートルから汲み上げる地下水で100%賄っている珍しい市で、年間を通じて天然のミネラルウォーターが飲める街としても有名です。
昭島といえば「くじら」を想像しますが、それは昭和36年の夏に市域の多摩川でクジラの化石が発見されたことが由来です。また、サメの歯や魚や貝の化石も発見されていることから、かつて昭島市の周辺は海であったと言われています。
そんな昭島市が流通の拠点として何故白羽の矢がたったのか。まず、東京西部は対人口比で先進的物流施設の割合が低く、旺盛な需要が期待できると言えることです。一定の産業集積のあり、まとまった広い土地が取得できること、国道16号と中央自動車道・首都圏中央連絡自動車道(圏央道)へのアクセスも容易で、JR青梅線「昭島駅」、西武拝島線「西武立川駅」からも徒歩圏内に位置しており、雇用確保の点においても優位性があるなどが挙げられます。つまり、都会であり田舎である「トカイナカ」故に選ばれたといえます。
昭島と言えば「MORITOWN」や「アウトドアヴィレッジ」などがありますが、主に住宅街や緑の多い公園が多く、繁華街というよりファミリー層が暮らしやすい街並みになっています。
「GLP ALFALINK昭島」が完成し、物流施設として注目されれば、人口も増え、それに付随した企業や開発が出来ていき…と街並みがガラッと変わるかもしれません。
住居+ミニAmazon倉庫の複合ビルの提案
当社が施工したビルは3階と4階は住居でありながら、地下1階から地上2階は自分の好きに使うことが出来ます。
自宅でECサイトを運営しつつ物流倉庫を持った場合、地階(26.29坪)、1階(31.28坪)、2階(31.73坪)、全部で89.3坪分の倉庫代のコストがかからないという事になります。
これだけの広さがあるので、一つのフロアをショールームとして使用することも出来ます。例えばIKEAのように、地階や1階を倉庫として2階をショールームという形にする、というと想像しやすいかもしれません。
最近ではアパレルECサイト最大手のZOZOTOWNやSHEINがオープンしたショールームは、その場で買うことは出来ないが、実物を見たり試着したりすることが出来る体験型ショールームとして話題となっています。ZOZOTOWNやSHEINは原宿や表参道といった一等地にありますが、IKEAは立川を含め郊外にあります。あくまでネットで販売することがメインなので、都心にある必要はないのです。
物流倉庫として活用するためには、流通が肝心になってきます。当ビルの近くには郵便局やコンビニがあるので、小規模から始めるのであれば、問題ありません。バブル崩壊以降デフレが進みAmazonのような大規模で多機能な物流施設への需要が高まりましたが、新型コロナウイルス騒動以降、主婦の方や終業後の副業として始める方が増え、小規模な物流システムが活性化しています。
また大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK昭島」ができ、東京都の物流の拠点となることを目指しています。物流のための施設や事業、道路に至るまで開発が進むとされているので、物流業をしやすい街となっていくでしょう。物流倉庫の立地はかなり重要となってきますが、国道16号および中央自動車道・圏央道へのアクセスも容易ですし、東京都内なのでニーズも高いと言えます。
またEC市場の活性化や、昭島市の倉庫需要の高まりから、テナント倉庫として家賃収入を得ることも出来ます。簡単に倉庫とは言っても、荷物の仕分けや配送を行うのみの通貨型施設や、在庫を保管することを前提とした在庫型施設もありますし、近年では小規模な企業が合同で倉庫を借りるなどシェアするなど使い方は多様化しているので、様々な提案をすることが出来ます。このように、暮らしながらも仕事ができる、お金を稼ぐことが出来る住宅のご提案となります。「住」と「職」が一体となった暮らしは、新型コロナウイルス騒動のような様々な災害が起こるであろう将来のために今から準備しておく為の第一歩となります。気になった方は気軽に是非ご連絡下さい。
住居+アンテナショップ
アンテナショップとは、メーカーが消費者のトレンドや新商品の反響を把握するために設置する小売店の事ですが、自治体が地域の名産品などの販売を目的に設置する物が今では主流になっています。
東京都内では過去10年で自治体のアンテナショップは確実に増えていて、都道府県のショップは1.5倍となっています。しかしそれよりも、市町村のショップは5.8倍となっており、より限定された地域のショップが増えていることが分かります。アンテナショップ運営の効果においても、「田舎暮らし、UJIターン」効果が前年比143%となっていて、知名度のアップや特産品の販路拡大、観光客の増加に繋がっています。
アンテナショップは銀座・有楽町に22店舗ものショップが集中しています。(多摩地域は全体で6店舗)なぜならば全国各地、そして海外からの観光客をターゲットにブランドイメージをアンテナショップにリンクさせているからです。しかし日本人の国内旅行は減少傾向にあり、外国人観光客も東京、箱根、名古屋、京都、大阪といった人気5都市周遊する「ゴールデンルート」に飽きてきていると言われています。
ここで新たな物流の拠点となりうる昭島でアンテナショップを開くというご提案です。都心から程近く、昭和記念公園にも近いので、遊びに来た帰りにも寄ることが出来ます。このような中で昭島にアンテナショップをつくることは、話題性もあり、また多摩地区に人を呼び込むこと、またその地域や全国各地に訪問、観光をする機会が出来ると思います。当ビルの近くには熊本県のアンテナショップがあり、くまモングッズなど子供が喜びそうな物をテーマに商品を取り揃え、子ども食堂や小さなお祭りなどイベントを開催したりにぎわっている様子が見られます。また近くの立川駅では立川市の姉妹都市である長野県大町市の情報発信拠点としてオープンしたアンテナショップがあり、立川市・大町市の観光案内や、地元観光協会が推奨する特産品・お菓子・地酒などが揃っています。昭島市では平成5年より岩手県岩泉町と「水」が取り持つ縁により交流がはじまり友好都市を締結しています。NYタイムズで話題となった岩手のこと、日本三大鍾乳洞に数えられる「龍泉洞」がある友好都市・岩泉町のことを発信するアンテナショップも良いかもしれません。
海外の事を発信するアンテナショップはまだ多くないですが、アメリカの食文化を発信する「アンテナアメリカ」では200種類を越えるビールなど話題性を集め、丸の内や横浜など4店舗も出店するなどを見ると、ビジネスチャンスを感じます。アンテナショップでは商品の販売だけでなく、観光の案内をしたり、展覧会のようなものを開いたり、地方都市を知るためのイベントなどを開催するための広さが必要になります。当ビルは地階から2階まで使用する事が出来るので、在庫を置いたりすることが出来る程広さは充分にあります。3階4階は住居として、使用できますので、暮らしながらアンテナショップを開くことが出来ます。
当社に是非お任せください
当社MTLグループは、東京都の多摩地区の中心“立川市”にあり、建築、不動産、リフォームの3本柱で業務しております。地方の田舎から見れば都会であり、都会から見れば田舎であるこのトカイナカ立川で当社のコンバージョンという技術を用いて、お客様の憧れの商い暮らしをおすすめします。「○○で商いながら暮らしたい」や「1フロア余っているから活用したい」など思っていうけれど、迷っている方は第一歩を踏み出しませんか?
お客様所有の物件の企画、設計、デザイン、施工から賃貸、売買、入居者募集、管理までワンストップで出来る事が当社の最大の魅力です。ご予算の相談や、土地探し、相続の事までなんでもご相談ください。お客様が所有の物件や、お目当ての不動産を絞り込んだ上でのご相談にも、その建物の構造や将来性について一級建築士の立場からの見解をお伝えすることができます。これが建築、リフォーム、不動産の総合会社だからこそ出来ることと自負しております。
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