CASE8 築60年平屋建てのリノベーション
築60年、祖父が建てた平屋建てを「トカイナカ」として贅沢に表現しました
築62年の平家建てのこの家は現在入居されているご家族のおじいさんが建てられたという話を聞きました。そのおじいさんは大工だったという事で本来であれば建て替えなんだけどなと言われました。
何年か前の遺産相続で自分が土地建物を引き継ぐ事になったという事で、その時相続の件で当社の不動産部門がお世話になったご縁がありました。仕事は続けるが定年退職となりこの家に住むことを決めたということで、当社の「築50年」の住宅のリノベーションを内見し、それをとても気に入って頂いたということがご依頼いただいた理由のひとつでした。
昭和34年という戦後の復興がまだ終わらぬ時代に建てられた貴重な建物を象徴するように燻銀(いぶしぎん)色の日本瓦の乗った小さな平家建て家で、これは残した方がいいなと当社としても思い、建て替えではなくリノベーションを選択頂きました。
完成後は自然素材を使い、断熱材や断熱サッシを使い冬は太陽の恵みが暖かく、吹抜けや天井ファンがあることで夏は風通しが良く涼しい住宅になりました。柱や梁を残し家の力強さを感じさせ、また耐震補強もしっかり行っているので、安心安全な建物となりました。
平屋建てはワンフロアなので、生活動線も楽で、高齢になってもバリアフリーであることや地震にも強く間取りの自由度も高いのでとても魅力的です。また庭も広いので家庭菜園なども出来るなどまさに都会では出来ない「トカイナカ」ならではの家となりました。
姉達家族も遊びに来て別荘のように使用しているといいます。
ポイントを写真で解説!
BEFORE
AFTER