工事中の様子
お子様が独立されて、夫婦二人の生活に戻った今、減築という選択をして屋外をセカンドリビングとして楽しむ暮しをプランニング設計。
デッキ部分につける足湯に向けて、工事は進んでいきます。
(担当/一級建築士 蓑田常弘)
減築に向けて先ずは既存サッシの撤去
いよいよ減築にむけて解体が始まりました。まずは既存サッシと雨戸を撤去。続いて西側の壁についても耐震構造的に残すべき柱を残して解体。
部屋の中 LDKの解体が終了。間取り変更に備えて梁補強をしました。
独立型のキッチン+リビングダイニングの間取りを解体。リフォーム後は、対面型キッチンをコンパクトにレイアウトした見通 しのいいLDKになります。リフォーム前のキッチンとリビングダイニングの境壁を抜くに当っては、新たに梁を入れてしっかりと補強しました。
新たに断熱サッシを入れて減築の解体作業が完了
サッシの巾は、西側を減築した分が小さくなったことにお気付きでしょうか。ブルーシートで養生した部分は減築が完了して、今後は外部(デッキ)となるのです。
外壁の下地「白」を塗りました。そしてウッドデッキの骨組みを組上げています
外壁仕上げのジョリパットは、下塗り後に仕上げでコテ仕上げする予定。ウッドデッキを敷く為に、根太や束などの骨組みを組み上げていきます。現場には、ウッドデッキ材も搬入され工事も完成に向けて進んでいく様子が見られます。
足湯をウッドデッキ内に造作中
足湯を造作しています。在来工法の浴室をイメージしてください。給排水、給湯の配管を行ない、コンクリートを打ち、このあとタイルを貼って仕上げる予定。
外壁に仕上材のジョリパットを塗りました。
外壁の仕上材“ジョリパット”は、山吹色を横くしびき仕上げにて仕上げました。構造的に抜けない柱は、同じく下地処理を行なった後、筋交いを入れて耐震性能を強化。