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自然素材の丈夫で健康な家で暮らす
コスパもよく、健康にもよく、災害にも強い家

1. 自然素材の家のメリット
 ◍ 日本の気候や風土に適している
 ◍ どんどん強くなる
 ◍ 化学物質を含む素材とは
 ◍ 夏は涼しく冬は暖かい
 ◍ 肌触りが良く美しい風合いに


2. 自然素材の選び方

3. 自然素材はコストがかかる?

4. 自然素材を使用した実例


古くからある日本の住宅は、国産の自然素材を使用し、
何世代にも渡ってメンテナンスしながら大切に使うというものでした。

しかし近年ではビニール・プラスチックなど化学物質の含まれた新しい素材を取り入れて、
早く簡単に建てられる家が主流となり、家の寿命も約30年と言われるように。
自然素材の家のメリットを当社の施工事例を交えてご紹介したいと思います。

1. 自然素材の家のメリット

◍ 日本の気候や風土に適している

日本は高温多湿の国です。そして世界でも珍しい日本の気候として年間降水量の多さや気温の高低差も世界に類を見ない程です。※日本の気候についてはこちら
近年ではモルタルの壁に外国産の木材で欧米の建築様式、などといった海外仕様の住宅が人気ですが、高温多湿の日本では通気性が悪く、カビなどのトラブルが絶えません。木材を例に例えると、輸入材は日本の気候風土の中で育った木ではないため、日本の高温多湿に建てる家の構造材としては適していません。
しかし、近年はその木材を細く加工して、接着剤で貼り付けた集成材が建売住宅やハウスメーカー等の主力の構造材となっています。

当社の考え方は首尾一貫「日本という環境の中で日本人のための住まいはどうあるべきか」という考え方で建物を作っています。自然素材の最大の特徴は「木が呼吸している」ということです。国産の無垢材や自然素材の壁自体が湿度を調整し、カビも生えにくく、家も傷まないので、世代を超えて長く住み続けることができます。

◍ どんどん強くなる

木を貼り合わせて作った「集成材」で作った家は年を重ねるごとに劣化し、脆くなっていきます。
しかし自然素材の家は深い色つやとなり味が出てくるなどの経年変化で強くなっていきます。
例えば、ヒノキは伐採した後、200年かけて強度がどんどん増していき、その後は1,000年かけて伐採した時の強度に戻っていく、ということがわかっています。世界最古の木造建築である法隆寺は築約1400年の間の記録では約40回の大地震が発生したとされていますが、それらにも耐えて、今は世界遺産として現存しています。
また火事にも強く、その耐火性は鉄骨の家よりも優れていると言われています。なぜなら太い木材は火事で表面が燃えた時、表面部分が炭になり空気を遮断します。
炭は熱伝導率が木材の1/3~1/2まで落ちるため、芯まで燃え尽きず構造が崩れないのです。

◍ 化学物質を含む素材とは

化学物質を含んだ素材には「塩化ビニールシート」「合板フローリング」「ビニールクロス」等があります。
接着剤や材料に化学物質が含まれていると、住んでいる間に空気中に化学物質が放出され、アレルギーを引き起こしたり、シックハウス症候群の原因となったりする恐れがあります。※集成材についてはこちら
実際に1987年に静岡大学農学部のマウスを使った実験ではハツカネズミをヒノキの木箱、コンクリート製の箱、亜鉛鉄板製箱の中で飼育しました。その結果コンクリート製では母ネズミは子ネズミの世話をせず、中には食い殺してしまう母ネズミもいました。木製の箱では子ネズミを良く世話し、順調に育てる様子が見られました。
金属製箱やコンクリート製箱の仔ネズミは成長が悪く、解剖して各種臓器の重量を測定したところ、メスでは卵巣や子宮、オスでは精巣の重量が軽く、臓器の発達も悪いことが分りました。※マウス実験詳細

◍ 夏は涼しく冬は暖かい

自然素材でつくられた家は、高い湿度の時は吸湿、低い湿度の時は放湿して湿度を調節してくれます。
それによって「ジメジメしない」「乾燥しない」「結露が出来にくい」「カビやダニが発生しにくい」「脱臭効果がある」「夏はカラッと涼しい」「冬は乾燥せず暖かい」とエアコンのような働きをしてくれます。
また、湿度に関するメリット以外にも、紫外線を吸収する力や、適度な吸音性も兼ね備えています。
天然のエアコン付きの家とも言える自然素材の家は、土地の気候や素材にもよりますが、冷暖房があまり必要にならないケースも多く光熱費の削減になることもメリットです。

逆に通気性のない家の場合、夏は除湿し冷房を使わないと快適に過ごせず、冬は常に暖房やストーブなどを朝から晩まで付けっ放しということにもなりかねません。

◍ 肌触りが良く美しい風合いに

例えば自然素材の無垢材をフローリングとして使うと、合板のフローリングなどに比べて肌触りが良いのもメリットの一つです。無垢材は裸足で歩いてもサラッとあたたかみのある感触なので、座ったり寝転んだりしても蒸れずに快適に過ごせます。夏場でもサラッとしていたり、冬でもひんやり感じることはなく、1年を通して快適に過ごせます。
また無垢材のフローリングは滑りづらく、転倒が心配な高齢の方や赤ちゃん、子供にとって安心して暮らせることが出来ます。
無垢材の場合、年を重ねるごとに深い飴色になり、艶が出てくるなど、経年変化を楽しめます。無垢材は合成した木材とは違って、木の模様や節などが均一になりません。こういったばらつきや、傷が味が出て唯一無二の雰囲気を出します。また木の香りを感じ、リラックス効果があることも魅力のひとつです。住む人と一緒に年を重ねられるということが一番の魅力なのかもしれません。



2. 自然素材の選び方

◍ フローリングや内装

無垢材にはそれぞれ個性があるため、インスピレーションだけで選ぶのはおすすめ出来ません。節の入り方や色などに加え、手触り、硬さ、香りなど個性豊かな表情を見せてくれます。
傷つきにくいと言われているのが、オークやチーク材などの素材です。硬めの質感で耐久性もあるので定番の無垢材です。日本家屋によく使われているのが杉や桧です。桧は独特の香りが特徴ですが耐久性や強度に優れています。カントリー調におすすめなのがパイン材(赤松)です。杉や桧、パイン材は肌触りや暖かみを重視したい人におすすめです。衝撃を吸収する効果も高いので、子育て世帯には特に最適です。
他にも白っぽい色調できれいなメープル材や、白太と赤味のコントラストが大きく最近人気のアカシア材、はっきりした木目と淡い木色のタモ材など見た目の好みで決めたいという人も多くいます。柔らかい材質の物だと傷が付きやすいなどデメリットもありますが、無垢材の良さは簡単に補修ができるので、そこまで気にしなくても良いかもしれません。※無垢フローリングの比較

◍ 浴室やキッチン、玄関

浴室やキッチンなど水周りに強いのは桧です。桧は抗菌作用が高くカビが発生しにくいという特徴があるため、古くから浴槽の素材として使われてきた素材です。
湿気に強く朽ちにくく、光沢と特有の香りが特徴です。他にも、水回りの壁に使う天然素材でおすすめなのは、トイレなら漆喰、洗面所なら珪藻土です。 漆喰は石灰石でできていて強度が高く、消臭効果が高く湿度を調節する効果もあるので、小さな空間を快適に使えます。
洗面所に使うなら、より湿度を調節する効果の高い珪藻土の壁にするのが良いでしょう。
珪藻土というのは、藻の一種の珪藻の殻が化石になって蓄積したもので調湿効果が高いといわれています。最近では「珪藻土バスマット」が注目されていたので、聞いたことがある人も多いでしょう。

◍ 断熱材

断熱材にも天然素材のものはたくさんあります。
● 炭化コルク・・・断熱性能が高い。ただし価格が高いというデメリットも
● セルロースファイバー・・・防音性や調湿性が高いが稀にアレルギーの原因にも
● グラスウール・・・ガラスが原料。吸音性に優れ劣化もしづらい
● サーモウール・・・結露に強く脱臭効果も高い
特にサーモウールは化学物質を含んでおらず、湿度を調節する効果や脱臭効果も高いため人気を集めています。


3. 自然素材はコストがかかる?

自然素材を使いたいけど、高そう…という声は良く聞かれます。木材の値段は製品によって価格の差は1対10,000位の差がありますので一概に高い、安いとは言えません。先述した集成材は様々な木を集めて接着しているため、余すことなく原木を使える為とても安価です。見た目が悪くでも中に挟んでしまえば、表面にも出ません。
それに対し無垢材はどんなに安い物でも集成材よりはコストが掛かります。しかし、実際に近年増えている外国産材と国産材では費用はほとんど変わりません。先述の日本の気候風土において適しているのは国産材だということを覚えておきましょう。
集成材において体への悪影響や、湿気により接着が弱くなってしまわないかという不安(これが構造部だと倒壊の危険も)、そして住宅の寿命の短さを考えて、コスパがいいのは果たしてどちらでしょうか。
初期費用が少々かかっても、国産の自然素材を使って丈夫で健康に、そして人も家も長寿なものを作った方がコスパが良いと思います。

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4. 自然素材を使用したリフォーム実例

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