思い出深い古い家を活かしたリフォーム｜ライブリポート（リフォーム前）｜ライファ（LIFA）立川

築35年のヘーベルハウスは、内外装とも何もやっていなくて、外壁に至っては一部剥離して崩壊していました。内部も不用品が山のように積み上げられており、しばらく80代のお父様が一人暮らしだったため、メンテナンスが行き届いて無いところが沢山ありました。今回のリフォームは、お父様が一人で住んでいるご実家に、娘さんのご家族が同居される計画でした。 1階にお父様の部屋と共有のキッチンや浴室やユーティリティと広いLDK、2階に娘さんのご家族のための各部屋を作りました。
既存建物がヘーベルハウスという規格型住宅だったため、構造壁や垂直ブレース等、建設規定の撤去できない部分がありましたので、それらの制限を上手に利用していくことになりました。
結果としては広いＤＫの中央に垂直ブレースがありましたが、そのブレースを中心にそのまま残して造作のジャイアントテーブルを設置したり、逆に1階玄関ホールと廊下の部分の壁は撤去して、リビングの一部に組み入れて家全体が家族の存在を気付かせるような工夫をしました。