夫婦の趣味を生かせる住まいになりました｜ライブリポート（中間リポート）｜ライファ（LIFA）立川

1階　庭に向かって増築を

工事の流れをスムーズにするために早い段階で基礎工事を行ないます。この位置を増築すると、部屋の中から庭がとてもいい角度で見えそうです。増築した部分だけではなく、リビングダイニング全体が新鮮に蘇るようなリフォームを行ないたいと思います。

増築部分の工事は順調です

既存建物との取合い上、増築はどんなふうに行なうのでしょう？こちらの写真は、基礎工事後、既存の外壁面と柱、筋交いを撤去 し、梁受けの柱と上部にはしっかりと梁補強を行なった段階のものです。この後、既に仕上げている基礎の上に土台、柱を組み外壁を作っていきます。

増築完了時の写真

増築が完了しました。外壁は既存建物と庭の雰囲気に合う南京下見張で仕上げたナチュラルな外観に。（後に塗装仕上げを行ない、色も加えます。）増築部分はもちろん、既存リビングダイニングのサッシは全て断熱サッシとなり、四季を通 じて快適な室内環境をめざします。

ダイニング側から増築部分を見た写真

床、壁はまだ仕上がっていませんが、既に明るく気持ちの良い空間になっています。増築部分の内装仕上げ材は、壁は珪藻土（カビに強いタイプ）、床は磁器タイルで仕上げる予定。天井は、木の風合いで松ベニアを使ってコストダウンしつつナチュラルな雰囲気を出す予定です。

塗壁の作業中

写真は下塗りの作業中。その後本塗を行ないますが、今回はコテの角度で弧 を描きながら仕上げる方法です。 ベテランの職人による塗壁は何とも言えない魅力があります。湿気を吸放出するタイプの塗壁は、ナチュラルで美しいだけではなく、素材自体が冬の結露防止にも役立ちます。

塗壁の作業中キッチンに続く奥様の家事室

従来階段下収納だったスペースは、撤去して、作業テーブルを延長、奥行のある作業用デスクコーナーに変更します。この部屋には掃除用の多目的流しを設置し、家事全般の中枢として使っていただく予定です。キッチンと連続させて、収納部屋だったスペースを有効利用する予定です。

リビング　※造作家具

リビングダイニングに造作のオープン収納棚を造作しているところです。大工の手により一つ一つ丁寧に作りあげていきます。

キッチン

キッチンの主役はあくまでも野菜や魚といった食材でありたいという奥様のお気持ちが反映された、シンプルで使い勝手のよいシステムキッチンです。そのお気持ちを尊重しつつ、担当者より、手作り的な印象を加えるために、キッチン前には、ガラスモザイクタイルを張る事をお勧めさせていただきました。シンプルな中にも暖かみのある空間になりました。

家事室側の工事風景

リフォームは、住みながら行ないますので、システムキッチンは、施工が終わったその日からすぐに使用できるように配慮します 。写真は、使い始めたキッチンに埃が入らないようにビニールで養生をした現場です。

台所と家事室の間に飾り棚を

ひとつづきの部屋にしましたが、防火の意味で下り壁は残しました。家事室側に飾り棚を設置したところの写 真です。工事中、お客様が早速グリーンを置いて下さると、現場でありながら柔らかい空気に包まれていきました。 飾るということは、やっぱり素敵なことですね。

1階浴室

ユニットバス設置の手順は、既存在来工法浴室を解体→割栗で地面 を整えた後、コンクリート打ち→乾いたら電気工事、換気扇工事、給排水、給湯の配管工事 全ての準備を整えてからユニットバスの搬入、設置を行ないます。日数にして約1週間でお風呂に入れるように配慮します。