外観
この建物は2世帯住宅の新築でした。同居されるお母さまは大きな家に住んでおられましたし、ご夫婦のお子様もまだ小さいということで、とりあえず、荷物の収納、そしてお子様が大きくなられた時のために、大きめのロフトを作ることは必須でした。そのために1階は個室、2階に広いLDKと客間(予備室)としての和室という間取りにしました。外観は近年のハウスメーカーや建売住宅に代表されるサイディング貼りはしないで、伝統的なラスモルタル塗と杉板の南京下見板貼として、ダークグレーの彩色を乾式工法して、クラシックモダンな感じにしました。サイディングが乾式工法で、たくさんの隙間があるのに対して、ラスモルタル塗りは湿式工法で、隙間は全くありません。結果的には、防火、防音、耐久性に優れ、デザイン的にも「私だけの家」といった雰囲気に仕上げることが出来ました。
LDKと3階ロフト
外観
南側外観
3段の切妻屋根が陰影を醸し出す
隣接した公園より見る
外観1階部分は昔ながらに杉板を貼って黒い防腐塗料を塗りました。玄関右下の三角屋根はシンボリック。屋根はモスグリーンのプラウドナチュラルグラッサ。外観はダークグレーのミックス。1階外観は昔ながらの杉板南京下見板貼。
玄関ホール
1Fトイレ
1F
洗面台
ユニットバス
ダイニングからリビングと南側バルコニーを見る
固定階段を上がると3階ロフトがあります。
3階ロフトから見えるダイニングとキッチン
キッチンから吹抜けと3階ロフトを見る
3階ロフトよりダイニングキッチンを見下ろす。キッチン壁は全てスペイン製のベージュ陶器タイルを貼りました。タイルの目地もグレーなので、お掃除はとても楽です。
ダイニングより和室とリビングを見る
リビングよりキッチンとリビング入口を見る
コの字型のキッチンはLIXIL社製
キッチンの吹抜けと3階ロフトを見る
キッチンカウンターはダイニングの配膳台にしています。
キッチンカウンター周辺は杉板を貼りました。
ロフトから見たキッチン
リビングより和室4.5帖を見る。引き戸の上はオープンになっていて、飾り棚として利用できる。ロフト用階段の奥に和室4.5帖があります。
和室よりリビング、ダイニングとバルコニーを見る。
リビングより和室を見る
和室4.5帖の床の間と押入れ
和室は3枚引戸で上部は飾り棚としても使えます
和室は4.5帖の床の間と押入を
バルコニー
2階洗面
2階トイレ
ロフト用階段
ロフトからダイニングキッチンを見る
ロフト
ロフト
ロフト