自然の残る庭を囲む暮らしへ。リビングの一部を増築。

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近辺でも珍しく傾斜地に自然が感じられる庭をお持ちのS様邸。
ご主人が1年前に定年退職、奥様もあと2年で定年退職を迎えます。
ご主人はオートバイ、登山、写真・・・奥様は趣味を越えたプロ並みの料理と盛り付け、和へのこだわりをお持ちです。多趣味なご夫婦は、今後シンプルかつナチュラルな暮らしを望まれていました。
リビングから庭の景観をより美しく眺められるように、一部増築を行ない、庭をL型に囲むプランを提案。
お客様よりほぼ“設計者へのお任せしたい”との依頼をいただきました。内装仕上げ材には、無垢のフローリングと自然素材の珪藻土(カビに強いタイプ)をお勧めし完成に向けて順調に進みました。

Beforeリフォーム前/Afterリフォーム後

大きな窓から見える庭が印象的なリビング。より庭を楽しめるように一部増築を行ないました。 庭の緑と調和する優しいナチュラルテイストです。

リビングの一角を建て増ししてつくられた読書コーナー。日当たりもよくガーデニングや読書が趣味であるご夫婦のお気に入りの場所になりました。

「庭を眺めながら朝食をとる時間がお気に入り」というダイニング。北欧デザインの照明をコーディネートしました。

クラシック音楽や読書や写真撮影など、幅広い趣味をお持ちのご夫婦。白木のつくり付けの大きな収納棚に、思い出の品や自慢のコレクションをたっぷり収納できます。

料理がお得意な奥さまこだわりのキッチン。あえてリビングダイニングとは分けて独立させることで、料理に集中できます。リビングとの仕切りは半透明の引き戸で圧迫感がありません。

勝手口を入るとすぐ家事コーナー。その奥にキッチンがあります。「外から帰ってきたら、まずここに荷物を置いて、キッチンへ行ったりリビングへ行ったり。ここが家事の中心になりました」と奥さま。

玄関は、絵を掛けてギャラリー風に。壁全体に調湿機能のある壁材「珪藻土(カビに強いタイプ)」を使い、湿気対策をしています。

将来のことも考え、車いすでも使える洗面化粧台「ラルージュ」にリフォーム。今は椅子を置き、ゆっくり身支度できます。大きな洗面ボウルで、洗髪もラクラク。

浴槽が大きなユニットバスに替えて、ゆったりできる浴室に。縦長に配置されたこげ茶のタイルがポイントに。窓から庭の植物を眺められます。

湿気のほかニオイも吸い取る壁材「珪藻土(カビに強いタイプ)」で、清々しい空間に一新。

担当者の声

蓑田 常弘

お客様は、多趣味で調度品や絵画も大切にお使いでした。お打合せの中では、施工事例写真を見て頂いたり、お客様の将来に至るまでの暮しへのこだわりやご要望を伺った上で、今回のリフォームを設計者にほとんどお任せいただくという非常にやりがいのある仕事を頂きました。
そこで、無垢のフローリングや雰囲気の良い塗壁をつかった自然素材を多用しつつ、和の絵画や藤、天然木の家具調度品、デザインされた庭に合う空間をデザインしました。大切な時間を、ご夫婦がゆったり思い思いに過ごしていただければと願っております。今回、お客様とは互いに共感しあう趣味や音楽に留まらず、人生観にも触れるようなお話を交換しながら、ひとつひとつのプロセスを越えてリフォームの完成を迎えました。
完成後にお招きいただいたご自宅では、奥様の趣味を越えた素晴しいお料理、ご主人セレクトの音楽 やお話等、心に残る時間を経験させていただきました。完成した家を大変気に入られ、喜ばれているのを見て「いい仕事ができた!」と実感できて嬉しかったです。
(一級建築士 蓑田 常弘)

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