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二世帯住宅にリフォーム時するタイミングで、バリアフリー対応に。家族みんなに優しい家になりました。
二世帯住宅にリフォームする事になったN様ご一家。
ご両親の年齢を考え、1階の親世帯リフォームにあたっては、段差をなくすなどバリアフリーに配慮した作りとしました。
同時に全てを新しくするのではなく、今までの思い出を残すリフォームを心掛けています。
(リフォーム前)
親世帯エリアは今までの雰囲気を残しつつ、毎日の生活が快適になるリフォームを。
「あまり変えたくない」というお母様の要望により、1階で大きく変更したのはリビングの拡大のみ。
家を出られたご兄弟が帰ってきやすいように、今までの思い出を残すリフォームを目指しました。
1階リビングはご両親がこれから長い時間を過ごされる空間です。縁側を廃止し、窓を大きくして、日当たりがよく開放的なリビングになりました。
段差をなくした親世帯リビング入口
ご両親の年齢を考え、1階のリフォームにあたっては、段差をなくすなどバリアフリーへの配慮もしました。
4世代にわったって使われる建具
写真の建具は、お父様のご実家で使われていた古いもの。4世代にわたって使われている、歴史ある建具です。
広いスペースの玄関
将来的に車椅子などが必要になった場合でも対応できるよう玄関を広くしました。
思い入れのある欄間は、そのまま再利用
今まで使ってきた欄間は、リフォーム後もそのまま使います。
代々使っている建具や、思い入れのある品を再利用できるのがリフォームの良い点だと思います。特に今回は「あまり変えたくない」「家を出たご兄弟も帰ってきやすいようにしたい」というご要望がありましたので、親世帯エリアは今までの雰囲気を残しつつ、快適な毎日が過ごせるようなリフォームにするように心がけました。
4室あった二階部分を「大きなLDKにしたい」というご要望で設計しました。結果、二階部分は増築すると同時に、勾配の強い大きな屋根に変更して、空間を増やすことに。吹き抜けとロフトのある広大な空間を実現しました。
吹抜けのある大きなLDKには2つのロフトがあり、収納性も抜群です。栗の無垢材を使用したフローリングもこだわったポイントのひとつ。
「広いリビングの中に子供が昼寝の出来る部屋がほしい」という奥様のご要望に応えたリビング内にある和室です。天井は自然木仕上げに。
「家の中がすべて見渡せるように」とキッチンはオープン対面タイプに。すべての部屋に目が行き届く、開放的なキッチンとなっています。以前の住まいよりもシンクが高くなったことで、「腰が痛くならなくなった」と奥様。
キッチンからリビングを見た様子
現在、家族5人が寝ている寝室は、増築によって生まれたまったく新しい部分。
ランドリースペースは、白を基調に明るく清潔感のある空間に仕上げられています。
明るい雰囲気の2階トイレは青空模様の天井が印象的。夜になると夜行塗料によって、星空が広がります。