リフォームライブリポート 普段、なかなか見る事の出来ない工事中の現場もご紹介します!!

  • 【1】リフォーム開始 リフォーム前の状態
  • 【2】中間レポート① 工事中の様子
  • 【3】中間レポート② 工事中の様子
  • 【4】中間レポート③ 工事中の様子
  • 【5】完成 リフォーム終了

構造補強工事の様子

解体してみて、新たな事実が発覚しました。
ひとつは、建物の中壁に相当古い時期に建てられた土壁が発見されたこと、もうひとつは1階床下の高さが異様に高く、かつ、内部にコンクリート布基礎がほとんどなくて、大谷石製の細い束石で土台が支えられていたということでした。更に、その大谷石の束石は礎として柔らかい素材のため、風化が進んで根本よりくずれ始めていました。
様々な現場を経験してきましたが、このような建物は初めての経験でした。お施主様からお話を聞くと、この建物は3世代に渡って増築や改築がなされ、一番最初は昭和35年に建てられ、昭和42年は増築、更に昭和54年に一部を残して増改築が行われていたという事です。建物の内部から出てきた土壁部分は昭和35年当時の名残という事で、下にコンクリート基礎がありませんでした。床を高くしたのは、以前、台風の時にあふれた水が床上浸水したために、床下の基礎を高くしたという事でした。
さて、この複雑で難解な建物の構造補強をどうするか・・・頭を悩ますことになります。

写真をクリックすると拡大します

旧外壁の内側にもう1枚、構造用壁を造る。昭和35年建設時の土壁が見える。

既存梁の下に更に太い梁と柱を入れて補強する。

既存梁の下に更に太い梁と柱を入れて補強する。

(上記写真解説)

既存の床柱を抜いて、新たに梁で補強する。

古い土壁の内側にもう1枚、構造壁を造る。

2階 旧開口部分を柱と筋違いで補強する。

建物のコーナー部分に壁を造り、筋違いで補強する。
(コーナーの柱の脇に、もう1本柱で補強する)

同上の外壁から見た補強部分。コーナーの新たな柱と手前にもう1本の柱を入れ、筋違いと構造用合板で補強する。

工事中の様子

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