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構造補強工事
(→)2階の相当部分と屋根とハネ出しバルコニーを4本の鉄骨柱で支えていることが判明しました。全体の重量は車5台分位の荷重が掛かっています。
この荷重に地震発生時の振れがかかったら相当な衝撃が付加されます。
(↑)外部の片方の柱は10cmのスチール製丸パイプにH型鋼が溶接して取り付けてありました(カバープレートで囲ってあります)。
鉄柱の肉厚は想像するに3.2ミリかなと思います。
(→)鉄骨梁は2本のボルトで片方は10cm角の木材柱に、片方は100ミリのスチール製丸パイプで取り付けられていました。
室内側の木軸柱には10cm角に外部の鉄骨柱と内部の木の梁が取り付けられていました。更に以前和室であったために天井附近で大きな欠損がありました。この柱に一体何トンの荷重がかかっているのか考えただけでもゾッとする内容でした。
内部柱の補強方法としましては、肝心の柱の両脇に10.5cm角の柱を2本添えて取り付け、3本の柱を貫通ボルトで締め一体します。そうすることによって、既存の柱の負担を軽減する事が出来ます。更に残った壁面に太めの筋違いを入れて筋違い金物で補強します。
この場はこの3本の柱の下に土台と、しっかりとしたコンクリート基礎があることは前提となります。