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- 築15年の家を中古で購入・・・(リフォーム前)
東京都T邸
築15年の家を中古で購入して、25年経過したが
夏暑く、冬は寒く、雨漏りがあり、揺れも心配で・・・
70代後半から80代のご夫婦が老後に住みやすくするために大幅な間取り変更を行い、バリアフリー化、耐震化、断熱化をしっかり行って、将来は子供世代に受け継がれるようなリフォームをしたいという申し出があり、プランニングが始まりました。元々、中古の建売住宅を25年前に購入されたのですが、それでもバブルの時代でしたのでそこそこの価格がしたということで、何とかリフォームで済ませたい、建て替えすると建ぺい率の関係で今より小さくなるということでスケルトンリフォームをすることになりました。
工事を始めてみると屋根は有害な石綿の入った瓦の下に、更に鉄板葺の2重屋根となっていたり、柱や梁の構造材は古材や心もとない細い木材が使用されていたり、構造的に酷い増改築がなされていたりで、全て解体して構造材だけにしてみるとよくこれで耐えてこれたなという建物でした。
実際、解体して2階を歩くと揺れがひどく早急に仮筋違いを20ヶ所も入れなければならないほどでした。