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東京都 N邸
築48年の一戸建貸家。単なるクリーニングでは入居者はいるのか?

建て替えるにしては将来の日本には不安がありすぎる。
かと言って単なるクリーニングでは入居者はいるのか?を大胆に提言しました。

当社の不動産事業部で約20年に渡り管理させて頂いていた入居者の方が引っ越しされることになりました。
建物は築48年と、とても古く、そのままの状態ではそのまま貸し出すことが出来ない程劣化していたり、
機能的にもほとんど一和室であったことや水廻り機能も相当古く又、冬は寒くて、夏は暑いということもあり、
オーナーから建て替えしたらというご提案もありましたが、その場所はあきる野市という東京多摩地区でも大分西側にあり、
近隣のアパートや貸家もだいぶ空室が目立つ場所でもありました。

そこで私は、ここで借金までして新築としてもアパート経営としての収支は合わないのではないか、と提言しました。
本来ならオーナーの言う通り、じゃ、建て替えましょう、と言った方が弊社的には良かったのですが、
日本の今の現状、そして将来について考えると、どうしても建て替えて新築にしましょうとは言えませんでした。
そこで、私が提案したのは、現状の建物を活かしながらのリノベーションでした。
イメージ的にはレトロ、モダンなインテリアで他物件と差別化ということでした。

キッチン廻りは、キッチンパネルではなく、やっぱり本物のタイル貼が良い
来客がロフトで寝ることも出来る
不要な壁を取り払い、柱を残して梁を補強した。キッチンはL型を採用した。
既存柱を残して化粧板で囲った
洗面入口は引き戸として食器棚が置けるスペースを確保した。
和室を和洋混合のイメージにした。照明は和紙製。
柔らかい明かりの和紙の照明がオールディーズな雰囲気を醸し出す。
トイレの壁は大きな花柄を、床は汚れないように塩ビタイルを貼った。
天井にプロペラFANを付けて部屋の空気を循環させた

 施工のポイント

昔ながらの和室中心の貸家は、和洋折衷なイメージでロフト付きのお洒落な物件に様変わりしました。
1階部分はヘリンボーン貼のフローリングとして、不要な壁を取り払い、柱を残して梁を補強しました。キッチン前には新たな窓を付けて明るく、吊るし戸棚も充実させました。
2階は既存の天井を取払い、吹抜として一部ロフトを作ったことによって、室内の開放感はもちろん来客時の寝室まで確保出来ました。露出させた既存の梁、補強柱はむしろアクセントになっています。
2階にはミニキッチンを取り付け2世帯でも使用する事が出来ます。1階、2階ともキッチン廻りは、キッチンパネルではなく本物のタイル貼としました。

BEFORE

既存外観

既存リビング

既存洋室

既存和室

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