中古・新築を問わず１年以上に渡り、100件近くの物件を見て回り、家族構成やロケーション、建物の間取りを総合すると、
ご家族のライフスタイルに合った物件は「ここしかない」という思いから、こちらの物件のご購入を決められました。
お施主様は建物の間取りやボリューム、ロケーションに関しては申し分なく、
特に外装やエクステリアについて、どのようにして良いのかとても悩まれていらっしゃいました。
内外装ともに 非常に色数が多く、統一感のない印象がありました。
南側のエクステリアに関しては、広々とした庭にインターロックが敷き詰められていて、土の部分が殆ど無い為に、
庭自体に変化が無く、ただ広いだけのスペースになっていました。
活かせるものは活かして、極力コストを抑えた形で、メリハリのあるエクステリアに生まれ変わる様、プランニングしていきました。

東西のブロック塀は、ホローブロックと同様に、ホワイトに塗装

植栽やグリーンをより引き立たせる効果がある

ホワイトの塗装がゆったりとした空間を演出するのにとても効果的な役割を果たしている

ピンク色の外壁が白くなったことで、落ち着いた雰囲気になった

一部低くなっていたブロック塀のライン上と新たな門扉には、水や湿気に強いウリン材で造作

青ドラセナのグリーンを引き立たせる白い塀

ガーデニングを楽しむことができる空間に

ただ広いだけのスペースになっていた庭が、メリハリのあるエクステリアに

色数が多かった玄関も統一感がある印象に

玄関の印象が爽やかで明るいイメージに変わった

　施工のポイント

築25年の木造住宅のリフォームが完成しました。
既存のアルミ製のアメリカンフェンスや門扉は撤去し、フェンスに隠れた中央のブリック積みのウォールを逆に主張させて、遊歩道の境となるラインにはホローブロックを新設して、圧迫感のない、開放的な境界を作ることで、宅内側から見える遊歩道の背景を損なわせない高さと色遣いに配慮しました。
又、敷地内のブロック側には芝を敷き、地植えしても目障りにならないストレートに伸びるオリーブシプレッチーノを２株、これからの成長が楽しめる、程良い高さの青ドラセナの１本立ちをシンプルに配置しました。

BEFORE