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東京都 H邸
築45年の平屋建の日本家屋を大屋根の2階建邸宅に

古い平屋建住宅を10年前にリフォームされた家を、今回道路の関係で玄関と部屋の一部を減築しなければならないため、南側に約6帖の和室を増築して、室内まわりをリフォームするというご要望でしたが、リビングに吹抜を設けるついでに、そのまま大部屋にして2階ロフトを作ったらどうでしょうかというご提案を気に入っていただき、更に進化して普通の階段を付けてしっかりとした6帖を作り、附属したロフトも設けるという最終案になりました。 既存部分を全て美観と断熱材の良い屋根材に葺き替えました。外から見る大屋根は迫力があり大邸宅に変身しました。

平屋建だった建物を、2階建の大屋根にリフォームしました
エントランスの門柱は豪州で使用されていた線路の枕木
玄関ドアは引き戸にして、袖ガラスは強化ガラスを使用
リビングの正面採光ドアーを開けると和室
リビングの天井は一部木軸現し仕上
1階和室の天井は2階床の構造材をそのまま露出させた
朱色の織物調のクロスと和紙を使用したぼんぼり調の照明
黄色のキッチンに緑のタイルがよく合います
2階から見下ろすと柱や梁や手スリが立体的に交差している。
2階洋室の天井。屋根を支える登り梁は化粧梁として現した。
左部分がロフト、赤いコードのガラスペンダント

 施工のポイント

定年退職されたご主人と、今まだ現役で働かれている奥様がこれからゆったりと過ごせる家にリフォームしたいというご要望から始まりました。
平屋建の屋根を追長して、吹抜けやロフトを作るというご提案が最終的に、せっかくだから洋室とロフトを作るということになりました。 穏やかなご夫婦との何回かのお打合せにより、シックでおしゃれな空間を基調として、ある程度個性的なアクセントも望まれているということが解り、木材や塗り壁等、経年劣化ににより味わいの出てくる素材を主力としながら、アクセントブルーや照明コードの赤が脇役としてピリリと主役を引き立てる家が出来上がりました。
正月訪れた遠方からの娘さんとお孫さんがとても気に入り、将来一緒に住みたいと言われたと喜んでおられた笑顔が見れてとても感動しました。

BEFORE

既存平屋の外観

既存キッチン

既存リビング

既存ダイニング

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