リフォーム事例集
数年前の当社OB客の隣家が医院兼住居で、その先生がぜひ当社を紹介してほしいという話がありました。
築33年の家は土地を購入した不動産屋に建物まで依頼という事で、
現調すると間取りが南と北と真逆の設計となっており、南側に階段と水廻りが集中していて、居室の窓が北側にあったのです。
角地なので何とか3方から光は入ってくるものの、バルコニーも西側にあり間取りから変えることになりました。
先生も何となくおかしいなと今まで生活してきたが、それにしてもと驚かれました。
更に筋違いや断熱材が全く入っていないという欠陥住宅だったのです。
1階が診療所で2階がご家族の住まいであり、1階に浴室と脱衣室を移設して2階住居スペースにゆとりを持たせました。
広いLDKと南側にバルコニー、奥様の部屋、子供部屋3室、ロフトにご主人の部屋を設置することができました。
大きな吹抜けの中を上っていくロフト用階段は重要な役割を果たしています。
医院の2階が住居になっており、前述したような築年数の割には酷い欠陥住宅だったので、水廻りの位置や間取りの大幅な変更を行い耐震補強と断熱工事を徹底的に行いました。
ご夫婦とも医師のため、毎日仕事に追われる生活から、家に帰ったらほっとする住居の空間をというご要望がありました。南側にあった水廻りを1階に移動したり、バルコニーを南側に設置ました。中は全て解体して広いLDKを確保し吹抜けにしました。
ロフトをご主人の部屋にしたことや、無駄な廊下を無くしたことも、ご家族の生活の中心となる広いLDKが確保できた要因でした。不思議なことに南と北を知らずに30年も暮らしたご家族にとって、この家は新しい息吹で甦り、安心感や癒しといった家本来の役割を果たしてくれると思っています。
耐震工事は家全体でやらなければあまり意味がありません。1階の医院は週一の定休日に可能な工事を行っているところです。
閉鎖的で収納も足りないキッチン
収納があまりない和室
5人では狭いリビング
使いづらい小屋裏
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