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タイル

外壁のタイルに合わせて建物を囲む塀にも同じタイルを使用

タイルの歴史は古く、今日のような施釉タイルに近い形のものは紀元前18世紀頃メソポタミアのピラミッドにも使われていました。 紀元前18世紀ごろからの遺跡からは沢山のタイルが出土しています。イスラム教の布教がタイルの技術と文化を世界に広め、中近東の寺院の内外装に沢山使われ、スペインからイタリアに渡った製陶技術はルネサンス2期の芸術復興の気運に乗って盛り上がり、その後、オランダ・イギリスなどでも独自の発展をとげることになります。

日本では「日本書記」によると飛鳥時代百済から仏舎利とともに僧や画工・寺工・瓦博工が送られてきたと言われています。その時一緒にもたらされたものが中国のレンガであり、日本のタイルの先駆けであると言われています。
その後は日本では焼き物としては屋根瓦や敷瓦として寺院建築に用いられてきました。日本で本格的にタイルが普及してきたのは、明治時代で西洋館が各地で建てられ、床や暖炉廻りに使われてきました。
タイルというのは英語でtileと書き、語源はラテン語のテグラtegulaで物を覆うという意味のようです。建物の壁や床を覆う陶磁器製の建築材料で、広辞苑では壁または床に貼る小片状での薄板とありますから、今でいうPタイルやタイルカーペット、塩ビタイルという呼び名も陶磁器製ではありませんが、広い意味で正方形をした建材を総称してタイルと呼んでいるのかも知れません。


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