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- 数年後にも簡単に間取りを変えられるLDK空間を(完成)
リフォーム完成
新築同様に生まれ変わった空間は、一歩足をふみ入れると、今までのマンションとはまるで違う、戸建住宅のような贅沢な空間が広がります。
玄関に入ってすぐの土間続きの大型収納から家族みんなのウォークインクローゼット、ベッドルームは光も風も南北に通り抜けます。家族が集うLDKは、温かみのあるムク材とステンレス素材のキッチン、シックな色目のモザイルタイルでコーディネート。たっぷりの収納を目的に応じてきめ細かく設計・造作してお施主様だけのために作られた世界に1つだけの”大切な我が家”です。
担当者より
今回、ご依頼いたお施主様宅は米軍基地の程近く、32年前に建ち並んだ公団のマンションを中古でご購入されました。
お施主様は同じ敷地内の賃貸マンションにお住まいで、間取りこそ異なるものの、不自由に感じる部分には殆どの部分で共通の問題があり、その部分を解消出来たらという思いと共に窓から入る飛行機の騒音や断熱対策、数多くある衣類や靴、バッグや寝具等をまとめて収納出来る空間が欲しいというご要望から今回のリフォームの計画がスタートしました。
物件をご購入される前には新築マンション等も含めて色々と探されたようでしたが、住み慣れた環境を変える事よりも、物件自体を自分たちの生活に合った間取りや空間にした方が良いという結論から今回の物件のご購入を決断されたようです。
とは言うものの、宅内を走る高さ50センチ近くある梁型や浴室を広げようにも長方形にコンクリートの躯体に囲まれた限られた空間内での設計、各部屋の床を解体すると玄関の土間の高さが一番高かったりと、一見短所ばかりが目に付く物件という印象が私の中ではとても強く感じました。
又、着工後、次から次へと出てくる問題をひとつひとつ解決しながら、お施主様と一緒に考え創り上げたという、非常に印象深い物件のひとつにもなりました。
特に構造上の問題が多く、一般的なマンションよりもプランニングに苦戦する事もありましたが、発想をシンプルに考え構造上の長所は更に活かし、短所も活かすという考えの元、工事を進めていきました。
収納に関しては写真ではご紹介しきれていない部分が多いのですが、打ち合わせた回数や幾度と無く変更に変更を重ねたプラン図を元に完成した空間ですので、使い勝手や住み心地がとても良く、快適に暮らされていらっしゃるとの声も完成後半年経った今もお聞きする事が出来、本当に嬉しい気持ちになりました。
又、採用した内装のインテリアや色調、床材の選定や提案では個性的な素材が多く、お施主様には拒まれる事が殆どでしたが、完成後は本当に気に入って頂いたご様子で、最後まで信頼して下さった事にとても感謝しております。
担当:LIFA立川 ショップマネージャー/リフォームコンシェルジュ 蓑田人哉