おしゃれにバリアフリーリフォーム!
安心安全に暮らすポイントと実例
1. バリアフリーリフォームのポイント
◍ バリアフリーにするメリット
◍ 手摺を設置する
◍ 段差をなくす
◍ ドアの仕様を変更する
◍ 間取りの変更
2. おしゃれなバリアフリーリフォームの実例
住み慣れた自宅に安心して住み続けるために、バリアフリーの住まいへとリフォームする人が増えています。
高齢の方にとって住みやすいだけではなく、せっかくリフォームするなら
安心安全な暮らしとおしゃれを両立した部屋にしたい。
そんなバリアフリーのポイントを当社の実例とともにご紹介します!
1. バリアフリーリフォームのポイント
◍ バリアフリーにするメリット
①家庭内での事故のリスクを減らせる
家庭内での事故のリスクを減らすことにより、ご家族の心理的な負担もグッと軽くなります。実際、住まいをバリアフリーにしたら「こんなにホッとするんだ」という人がたくさんいます。
②カラダの負担を減らせる
新しい設備を導入することで、掃除やメンテナンスが楽になったり、室温が適温に保てるようになったりとカラダの負担を減らすことが出来ます。暮らしが快適になったおかげで「今までよりも元気になった」という高齢の方もいらっしゃいます。
◍ 手摺を設置する
手摺を設置するといっても、どこにどういう手摺がいるのか具体的に説明します。
トイレ…ドアの開閉時に体を支える手摺と便座の立ち座りや座った姿勢を安定させる為の手摺があると高齢の方だけでなく、誰でも便利に使用できます。
洗面・浴室… 出入り口の近くはもちろん、洗い場での移動や立ち座り、そして浴槽への出入りや立ち座りの手摺があると、住宅内で最も事故が多い浴室も安心です。
また玄関だけでなく廊下や居室などの出入口付近にもちょっとした段差が見られる場合は、見逃しやすく躓きやすいので注意を促すためにも目につくところに手摺があると良いとされています。
もちろん階段の手摺も必要です。
当社では掴みやすいように少しジグザグにデザインした手摺を採用しています。
◍ 段差をなくす
わずかな段差につまづいて転倒する、というのは家庭内で起こりがちなケースです。手摺で対処することも可能ですが、そもそもの段差を無くしてしまえば車椅子でも安心ですし、見た目もおしゃれにすることが出来ます。
まずは簡単にという方はスロープの設置がおすすめです。玄関やアプローチの段差を低くしたりスロープを付けることで負担をひとつ減らすことが出来ます。
浴室の床は清掃性、保温性に優れたものがおすすめです。さらに洗面との境界が分かるように床材の色をはっきり差をつけたものにするのがおすすめです。
筋力の衰えを感じている高齢者の場合、すべりやすい床で生活をしていると、転倒のリスクが高くなったり、足腰に負担がかかったりします。子育て世代の場合、子どもを抱っこした状態や大きな荷物を持った状態で移動することも多く、元気に走り回る子どもや赤ちゃんも同様に滑りづらい床材への変更もおすすめです。
部屋と部屋の間の段差には床のかさ上げや床材の変更でフラットにするついでに、床材を比較的すべりにくく、材質がやわらかい無垢フローリングにすることで日々の暮らしやすさが変わります。
◍ ドアの仕様を変更する
将来の事を考えたリフォームをするとき室内ドア、玄関ドアの事も考えると良いです。高齢になると筋力が低下し、玄関ドアや部屋の間仕切りドアが重く開閉を負担に感じるようになります。そうすると動きづらさをストレスに感じたり、外出が億劫になったりして、こもりがちになってしまう場合もあります。
そこでおすすめなのが引き戸です。
押したり引いたりの動作がなくなり負担を感じない上、部屋のレイアウトもドアの開閉を考えてよくなるため広く使うことが出来ます。
◍ 間取りの変更
間取りそのものを変更することで、バリアフリーにつながるケースも少なくありません。
寝室内や寝室の近くに洗面所・浴室・トイレを配置する、LDKは間仕切りを少なくし障害物となるものを取り除いたり、家事動線がコンパクトになるよう間取りを変更すると、使いやすさが一気に増します。
高齢でも自分で出来る事は可能な限り行動できると生活の質も向上します。
介護が必要になったとき、介護を受ける方が安心して心地良く暮らせる住まいであること、そして、介護をする方の負担が減るつくりであることが大切です。トイレや浴室に補助装置が設置できる広さがあったり、足元がオープンな洗面台やキッチン、人感センサーの照明の設置、玄関にスロープがあるなど、毎日過ごす家だからこそ快適に暮らせるつくりにすることがおすすめです。