トカイナカに暮らす1
今回はリフォームではなく新築の事例を紹介
オリジナルな注文住宅にこだわられ…
都内の別々の場所に住まわれてるお母さまと娘様ご夫婦とそのお子様が同居するために、立川周辺で土地をお探しで、その土地を購入するお手伝いから始めて、いくつかの候補地の中から、大きな市立公園に隣接する角地を購入されました。建売住宅や大手ハウスメーカーの家ではなくて、オリジナルな注文住宅にこだわられ、当社にて基本設計から工事に至るまでやらせていただくことになりました。 最近は余りやらなくなりましたが、神主さんを呼んでの地鎮祭も行い、地質調査から基礎の設計そして基本プランの決定、建築許認可の手続きを着々とお住いの年内完成に向けて進んでいきました。
クラシックモダンな新築の2世帯住宅に。
同居されるお母さまは大きな家に住んでおられましたし、ご夫婦のお子様もまだ小さいということで、とりあえず、荷物の収納、そしてお子様が大きくなられた時のために、大きめのロフトを作ることは必須でした。
そのために1階は個室、2階に広いLDKと客間(予備室)としての和室という間取りにしました。外観は近年のハウスメーカーや建売住宅に代表されるサイディング貼りはしないで、伝統的なラスモルタル塗と杉板の南京下見板貼として、ダークグレーの彩色を乾式工法して、クラシックモダンな感じにしました。サイディングが乾式工法で、たくさんの隙間があるのに対して、ラスモルタル塗りは湿式工法で、隙間は全くありません。
キッチン壁は全てスペイン製のベージュ陶器タイルを貼りました。タイルの目地もグレーなので、お掃除はとても楽です。
結果的には、防火、防音、耐久性に優れ、デザイン的にも「私だけの家」といった雰囲気に仕上げることが出来ました。